新築一戸建てに住むことは、多くの人にとって大きな憧れです。中でも、すべてを自由に決めることができる注文住宅は非常に魅力的ですよね。しかし、その分費用も時間も掛かってしまいがち。マイホームを建てるということは、人生でそう何度もあることではありません。ですので、せっかくの注文住宅で失敗や後悔をしないためにも、土地探しのポイントをお伝えします。

おおまかな優先順位

家を建てる際の優先順位は、「予算、土地、家づくり」。この順番で決めていくことで、満足する家づくりがしやすいといわれています。多くの人にとって、一番ワクワクすることは家づくりでしょう。過ごしやすく機能性の高いものにしたり、おしゃれな外観にしたり…。もちろん、どんな家にしようか考えることは重要です。しかし、家づくりを優先するあまり、予算を超えてしまったり土地を変更したりする羽目になっては大変。スムーズな家づくりのためにも、予算からきっちりと決めましょう。

チェックするべき土地のポイント

周りへのアクセス

生活をするうえで必要な周辺施設が近いかどうか、調べましょう。スーパー・銀行・駅など、頻繁に利用するところへのアクセスが悪いと不便です。また、家族の通勤や通学の利便性も重要。全員が納得できるような土地にしましょう。

高低差

高低差がある土地は安い傾向にありますが、その分建築費用が掛かってしまうことがあります。切土や盛土で土地をならしたり、基礎を補強したりする必要があるからです。場合によっては数百万円の金額がかかることも…。土地自体の安さをみるのではなく、家と合わせた総額を考えましょう。

方角

方角によってメリット・デメリットがあるので、何を重要視するかで変わります。一般的に人気なのは、南向きの家です。メリットとしては、日当たりが良いので部屋が明るくなります。ただしその分、デメリットとして家具やフローリングが日焼けしやすいです。

災害リスク

浸水や土砂崩れが起きてしまうと、大変な被害になります。災害のリスクがないか、ハザードマップを調べておくといいでしょう。市区町村のホームページや窓口で確認できます。また、過去に浸水などの被害にあっていないか確認しましょう。

普段のようす

実際に家を建てしまってからトラブルに合わないよう、周りのようすも確認しましょう。近所の住宅の臭いが酷かったり騒音でうるさかったり、なんてことがあるかもしれません。また、地域によっては大量の鳥の糞や虫の被害が起こっていることも。可能であれば、平日・休日ともにチェックしておくと安心です。

将来性

活気がある場所でも、10年・20年と過ごしていくうちにがらりと変わってしまう可能性があります。資産価値を維持するためにも、将来性を確認しましょう。もちろん確実な未来はわかりませんが、人口や飲食店などの増減がヒントになるでしょう。

まとめ

注文住宅を建てる際には、土地選びだけでなく多くのことに注意する必要があります。その分、マイホームを手にした時の喜びはひとしお。失敗しないためにも、親身に相談に乗ってくれる工務店を選びましょう。小さくても良いから過ごしやすい家に住みたいな…という方は、以下のサイトを覗いてみては？

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